人気恋愛リアリティーショー「テラスハウス」(フジテレビ系)で“毒舌ヒロイン”として大きな注目を集めた小室安未(21)が、12日にスタートする連続ドラマ「神酒クリニックで乾杯を」(BSテレ東、土曜午後9時)に出演する。今春、大学を卒業予定で新社会人となる小室に、ドラマから毒舌キャラまで様々なことを直撃すると、その“意外すぎる素顔”が見えてきた。

「神酒――」は現役医師で作家の知念実希人氏の同名の小説が原作で、名医集団が様々な謎やトラブルを解決するメディカルサスペンス。主演は三浦貴大で、竹中直人や安藤政信、乃木坂46の山下美月、そして小林幸子(ゲスト)と豪華キャストが揃った。連ドラ初出演となる小室はアナウンサー役に抜てきされた。

「演技に自信もないし、自分で大丈夫かなと最初に思ったんですよ。私、ネガティブなんです。しかも自分では滑舌が悪いと思っているのにアナウンサーさん役。最初に(アナウンサーの講師と)練習した時は、私ができなさすぎて、場が凍りつきました」と告白。それでも必死に練習して、かなり上達したという。

 小室が特に若者の間で人気になったのは「テラスハウス」の軽井沢編に出演したからだ。その美貌から複数の男性にアタックされるも、誰とも恋愛は成就せず。

 さらに番組内で見せたルックスからは想像できない毒舌キャラが賛否両論を巻き起こした。炎上してしまい「外に出るのが怖くなりました。イメージがいいわけじゃないので、大学に行くのもちょっと怖かったです。『大学のイメージが悪くなる』とか(SNSで)メッセージが来たこともありました。心が強くなりました」と振り返った。

 その一方で、小室が番組で残した名言、例えば「あの人、無理だったから安未の世界から消したの」「くそほど興味ない」はLINEのスタンプになり、なんと「クリエイターズスタンプ総合カテゴリ」で1位を獲得するほどの人気となった。

「“名言”のつもりで言ってなかったんですけど、なっていました(笑い)。(今でも性格が悪そうと)言われていますよ。でも前よりは言われなくなりました。お仕事で会う人は、みなさんびっくりされることが多いです。全然そんな感じじゃないじゃんって。今はなるべく笑顔でいようと思っています」
 3月には大学を卒業し、4月から新社会人として芸能活動に専念する。

「女優、モデル、バラエティーでも活躍できる、マルチな人に憧れています。目標は着実に、ちょっとずつでもいいから、成長すること。お仕事を頑張りたいです!」

 小室にとって2019年は勝負の年となりそうだ。