ドラマ「今日から俺は!!」快進撃 橋本&清野&若月は想定外の出世作に

2018年12月01日 16時30分

清野菜名

 1980年代のツッパリ、ヤンキー高校生を描いたドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)が快進撃を見せている。

 10月14日にスタートし、視聴率は日曜夜10時30分の深夜放送ながら、9・8%を獲得。その後も8・3%→8・9%→9・1%→9・8%→9・4%と高視聴率をキープし、第7話でついに10・6%の2桁を突破した。

 榮倉奈々(30)の夫として知られる賀来賢人(29)を主役に、女優陣は清野菜名(24)、橋本環奈(19)、若月佑美(24=乃木坂46)がケンカに明け暮れるツッパリ高校生を演じ、教師役に“金八先生風”のムロツヨシ(42)ら個性的なキャストが目を引く。

「ヒットの要因は原作が累計発行部数4000万部超の同名漫画なのもあるでしょうが、脚本・演出を“コメディーの奇才”福田雄一監督がやっているのが大きい。映画『HK変態仮面』『銀魂』、ドラマ『勇者ヨシヒコシリーズ』(テレビ東京系)など福田監督ファンの10代、20代は多いですからね」(テレビ関係者)

 福田氏はツイッターで「賢人も、かなり小学生にサインください!って言われるみたいで、とても喜んでおります。金髪短ランが新手の仮面ライダーみたいに見えるんですかね」とつぶやき、これに賀来は「そうなんです。ちびっこに囲まれるという現象が起きてます。嬉しすぎる」と喜んでいる。

 さらに清野、橋本、若月ら女子高生役の髪形など、80年代高校生ファッションを実際にやった世代にも受け入れられている。

「女子はみんな“聖子ちゃんカット”だった50前後の世代にとっては懐かしい。長ランや短ラン、リーゼントも。ケンカばかりの『ビー・バップ・ハイスクール』みたいなマジなテイストではなく、ギャグが織り込まれ、親子、祖父母と孫で笑えるのも人気の要因でしょう」(ドラマ関係者)

 特にヒロイン役の清野の人気がじわじわ広がっている。昨年10月クールの「トットちゃん!」(テレビ朝日系)、今年4月からのNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」でも存在感を見せていたが、さらに今作で飛躍しそうだ。

「清楚な雰囲気ですが、実はアクションが得意。しかも映画『TOKYO TRIBE』(2014年)ではヌードも披露した肝っ玉もある。セクシーさも兼ね備えているから、『今日俺』のセーラー服の下をつい想像してしまうという狙いも制作サイドにはあるでしょうね」(同)

 ドラマのオープニングで賀来ら出演者がバンドライブ風に踊るダンスも、ファンによる“踊ってみた動画”がインターネット上で多数アップされる現象も起きている。楽曲「男の勲章」は嶋大輔(54)が82年にリリースしたものだが、10代が面白がって歌っているのだ。

「当初は『80年代のツッパリ文化は今の時代は受け入れられない』と悲観的な声が多かったのですが、フタを開ければ、子供たちが食いついた。福田監督も分析してましたが、小学校低学年の男の子には学ランの長ラン、短ランは戦隊モノのコスチュームに見えるらしい。番組公式ツイッターのフォロワー数も、今秋ドラマトップの20万を突破していることからも、20代くらいまでの若い世代の反応がすごいことがわかる」(同)

 すでに日テレ内ではシリーズ化、映画化の検討も始まっているというから、ドル箱コンテンツになりそうだ。女優陣にとっても想定外の出世作になるのは確実だ。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)