白石麻衣も被害のアイドル殺害予告 対策講じてもイタチごっこで関係者苦悩

2018年05月25日 16時30分

脅迫する文章をツイッターに書き込まれた白石麻衣

 人気アイドルグループ「乃木坂46」の中心メンバー、白石麻衣(25)を「捕まえて締める」などとツイッターに書き込んだとして、警視庁五日市署は24日までに脅迫容疑などで、東京都足立区の職業不詳、勝又大希容疑者(25)を逮捕した。

 逮捕容疑は、2015年12月から今年5月にかけ、白石についてツイッターに「居場所教えてください。とっ捕まえて絞めたいので」「殺すは俺の十八番口癖や」と複数回にわたって書き込み、脅迫するなどした疑い。捜査関係者によると、白石が勝又容疑者の投稿を見つけ、乃木坂46の運営会社を通じて五日市署に被害を相談していた。

 本紙の問い合わせに乃木坂46関係者は「警察の捜査中ですので、何もお話しすることができません」とコメントした。

 アイドル誌の編集者は「人気アイドルなら、ネット上に“脅迫”と思われる書き込みはあふれ返っている。HKT48の指原莉乃もテレビ番組で(SNS上で)『1日100件くらいは“死ね”と言われていると思う』と明かしたこともある」と語り、こう続ける。

「昨年は欅坂46の握手会で男が銃刀法違反の疑いで逮捕され、特定のメンバーの名前を挙げて『殺そうと思った』と供述している。有名なのは16年の東京・小金井ストーカー殺人未遂事件。地下アイドルが、イベント会場近くでファンの男に20回以上刺されて意識不明の重体となった。男は事件前にSNSに執拗な書き込みを繰り返した後、実行に移したことで衝撃が広がった」

 AKB48グループでも昨年5月、SKEメンバーに殺害を示唆する書き込みをした男が脅迫の疑いで逮捕された。同6月にはHKT48のメンバーの自宅付近を車でうろついたとして、ストーカー規制法違反の疑いで男が逮捕されている。

「SNSの普及によって簡単に芸能人とつながれる環境にあり、芸能人の目撃情報や芸能人が投稿する内容を見て、自宅住所を突き止めるファンも出てきている。事務所も引っ越させるなど、さまざまな対策はしていますが、どうしても限界はある。アイドルに限らず、完全な防止策はありません」(同)

 イタチごっこ状態に、多くの関係者が頭を抱えている。

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