優香(35)が13日に俳優の青木崇高(36)と結婚することを発表した。17歳で人気グラビアアイドルとしてデビュー後、バラエティー番組やコント、司会、女優とマルチタレントとして活躍。私生活でも数々の浮名を流しただけに、関係者からは「一時はメンへラ状態だったから、結婚は本当によかった」との声が上がっている。

 1997年にホリプロ初のグラドルとしてデビューした優香は、T157・B87・W59・H85の健康的なFカップ乳と元気いっぱいの笑顔で人気となった。デビュー前からそのボディーと人懐っこい顔は話題で、芸名は「週刊プレイボーイ」が公募し、本人サイドが「優菜」と迷った末に決定した。

「当時は巨乳軍団イエローキャブのグラドルが全盛だったので、優香は女子高生、健康美、笑顔と違った一面で癒やすタレント性があった。その後、アイドル活動もやったけど、CMで世の男たちをノックアウトした感がある」(グラビア関係者)

 それが99年に当時の癒やし系タレントナンバーワンだった飯島直子(48)と共演したジョージアのCMだった。その後は2004年にNHK大河ドラマ「新選組!」のヒロイン、情報番組「王様のブランチ」(TBS系)MCに抜てき、志村けん(66)とのコントでは妻役、「バカ殿様」では「優香姫」として登場し、老若男女から愛されるタレントに成長した。

 特にその志村との仲は、共演が長年に及ぶこともあり、結婚まで噂された。「志村はいち早く、優香のコントセンスにほれ、妻役を任せることにした。共演がほぼレギュラーになってからは優香のおじさんキラーぶりに私生活でも好意を持っていたのは間違いない。ただ、優香の方は『結婚はないかな』とはぐらかし続けたみたいですね」(番組関係者)

 ほかにも大物がいた。03年にディズニーシーデートをキャッチされた「ダウンタウン」松本人志(52)だ。

「松本が優香の気配りや人付き合いにほれ、後輩芸人などの仲間に引き込み、グループ交際から個人的に口説こうとしていたようですが、その前にバレてオジャンになった」(お笑い関係者)

 99年にはジャニーズの「V6」岡田准一(35)とも交際。岡田の車の中で4時間も会話、キス、抱擁を交わす場面を写真週刊誌に撮られた。

「優香も岡田も真剣だったが、まだ10代でしたからお互い、事務所から仕事への影響を考えて別れさせられたようです。その後、岡田は宮崎あおいに行ってしまった」(芸能プロ関係者)

 そして、結婚の可能性が最も高いとみられていたのが妻夫木聡(35)だった。

「優香は同じ事務所所属だから事務所も理解して認めてくれると選び、確かにそうなったのですが、今度は優香の束縛に妻夫木が耐えられなくなって破局したんです。ケータイを毎日チェックしたり『今、どこにいるの?』と1日何十回もメールが入ったそうですから、妻夫木も気の毒でしたね。優香は結婚を真剣に考えるあまり、いわゆるメンヘラ状態だった」(別の芸能プロ関係者)

 最新ではロックバンド「the pillows」のリーダー・山中さわお(47)と一昨年秋まで5年間、交際していたとされる。

「2012年3月末、9年間務めた『王様のブランチ』MCを辞める際、優香は女優一本でいくと決意。結婚は山中がノリ気ではなかったので諦め、破局につながったようです」(テレビ関係者)

 紆余曲折を経て大人になった優香だが、青木からのプロポーズで私生活も一気に幸せモード。過去の教訓を糧に結婚生活では失敗のないよう、祈りたい。