俳優・高嶋政宏(56)が13日、都内で映画「野球部に花束を」の公開記念舞台あいさつイベントに登壇した。

 同作は、中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指し茶髪に染めて高校へ入学した主人公が、うっかり野球部の見学に参加。野球部に入部し、厳しい部活生活を送る。

 リーゼントにサングラスを着用した野球部の監督を演じた高嶋は、バットを振りかざしてサプライズで登場。作品の見どころについて「とにかくすごいのは、誰一人本当の高校生は出ていないのに、高校生に見えるっていうところ」と語った。

 今月3日には同作のプロモーションとして、東京・明治神宮野球場でのヤクルト対中日戦のセレモニーピッチイベントに、同作に出演している俳優・小沢仁志と出席。小沢が投手、高嶋が打者で1球勝負を行った。

 その時のことについて、高嶋は「40何年ぶりにバッターボックス立っただけで怖かった。小沢さんの顔も怖いじゃない?『お前、当てるからな!』って言っていて…」と笑わせた。