GMOインターネットグループの熊谷正寿社長が11日、自身のツイッターを更新。ネット上でバトルを続けているガーシーとひろゆき氏らに停戦を呼びかけた。

 ひろゆき氏がガーシーを「詐欺の逃亡犯」呼ばわりしたことで先週から始まったバトルは日に日に拡大し、ガーシー側にはホリエモンこと堀江貴文氏、NHK党の立花孝志党首、FC2創業者の高橋理洋氏、大王製紙前会長の井川意高氏が加勢、ひろゆき氏にはメンタリストDaiGoがついている。

 熊谷氏はこの状況を「ネットの有名人達が怪獣大戦争みたくなってる」と分析した上で、「ガーシー氏、高橋氏、井川氏、タカポン、ひろゆきくん(の奥さん=元GMO社長室)、ダイゴくん、全員知り合いなので早期停戦してほしいと願ってる。全員めちゃくちゃ影響力がある。世の中の巨悪や、世界に遅れを取ってる日本を正す方向へ使って欲しい」と停戦を呼びかけた。

 だが現状、熊谷氏の声が当人たちに届いているかは定かではない。堀江貴文氏はこの日も、ひろゆき氏の妻を引き合いに、「旦那をネタにしたキモい本とか出してんだから、一般人じゃねーだろ笑笑」とツイート。

 なお、熊谷氏はガーシー本「死なばもろとも」(幻冬舎)を「ビジネス書としても勉強になった」と絶賛し、「色々な意見があると思う。先日直接お話ししたがご本人は仁義を重んじ人情が深く筋を通す人。支えるFC2の高橋氏はFC2ショッピングカート決済でGMOのお客様。14年前に来社されて以来のお知り合い且つ業界黎明期からの同志。僕はネットを武器に偏見や差別と戦ってきた。だから同じく戦う2人を応援してる」とガーシーにエールも送っている。