世界平和家庭統一連合(旧統一教会)の問題を追及している紀藤正樹弁護士が10日、ツイッターを更新。旧統一教会の〝信者夫婦〟の離婚率の低さに疑問を投げかけた。

 旧統一教会はこの日、都内で会見を開き、田中富広会長は、好きでもない信者同士が結婚させられるといった報道について反論。「祝福結婚が男女の意に反して行われることはない。かつては文鮮明総裁に永遠のパートナーの紹介を受けていたが、今は形も変わっている。離婚率は2%以下と少なく、多くのカップルは幸福円満に過ごしている」と主張した。

 紀藤弁護士はこれについて「離婚率の根拠自体が不明ですが、仮に事実だとしても田中会長はこの異常に低い離婚率が統一教会の精神的圧力の結果であることの問題性を全く感じないのでしょうね」と厳しく指摘した。

 フォロワーからは「私もすぐ、離婚率の低さが逆に抑圧によるものと感じました!」「離婚させないのでは?」「逆に怖い」などと、紀藤弁護士の指摘に賛同する意見が目立つ。

「離婚しない=幸福円満という謎の理論」という意見もある。