俳優・谷原章介(50)が10日、フジテレビ系「めざまし8」に生出演。安倍晋三元首相を銃撃し、逮捕・送検された山上徹也容疑者の母親が、会見を開く意向を示していることに対してコメントした。

 山上容疑者の伯父によると、容疑者の母親は謝罪の会見を開きたいとの意向を示し、事件後に身を寄せていた伯父の家から今月7日に出て行ったという。

 現時点で、謝罪会見は誰に対して行うものなのかなどは判明していない。

 番組によると、母親の会見について旧統一教会側は「全く知らない」とコメントしている。

 谷原は「この会見、旧統一教会がどう関わっているかですね…」と言い、「注目すべきは山上容疑者がなぜそのようなことをしたのか。その具体的な理由がわからないまま、ただ母親が謝罪を述べたとしても、確信はわからないですからね」と述べた。

 また、番組にリモートで登場した紀藤正樹弁護士は「旧統一教会では報告、連絡、相談がなく、勝手に信者が動くことは基本的にありません」と指摘。

 続けて「アベルの指示は絶対という言い方をして、アベルは統一教会用語で上司のこと。上司の指示に従わないで、行動することが罪。地獄に落ちると教えられている。『全く知らなかった』と旧統一教会側が言うのは、今までのあり方から見て信用できないと思います」と述べた。