俳優の綾野剛(40)が〝ドバイ入り〟する日は来るのか――。現在放送中の主演ドラマ「オールドルーキー」(TBS系)の世帯平均視聴率は、初回からふたケタをキープしていたが、7日放送の第6話は9・5%と、ついにひとケタ台に突入した。

 SNS上では案の定、〝ガーシー砲〟の影響を指摘する声が噴出。ドラマ放送前から、暴露系ユーチューバーで参議院議員の「ガーシー」こと東谷義和氏が綾野の〝女性問題〟を次々に暴露し、綾野と所属事務所の社長に対してことあるごとに謝罪を要求してきた。

 そんなガーシーは7日、〝青汁王子〟こと三崎優太氏のユーチューブチャンネルに生出演。「俺は実は剛としゃべったんですよ、電話で」と3週間前に直接話したことを告白。落としどころを探る提案をしたというが、綾野は昔話でごまかしながら「オレには判断できないよ」と回答。後日、電話が来たという事務所社長から「やっぱり話したくない」「オレは元からガーシーに怒ってないから」「オレは(NHK党の)立花(孝志党首)にむかついているんや」と〝不可解な言動〟をされ、綾野の謝罪は実現しなかったという。

「主演ドラマ放送中で行けないけど、困った綾野さんは『落ち着いたら向こうに行って話したい』と〝ドバイ行き〟まで口にしたみたいですよ。東谷さんに対して申し訳ない気持ちも持っている。ただ、社長に話し合いをするべきか相談した結果、ゴーサインが出なかった」(知人)

 もっとも事務所からすれば、当然だ。6月中旬、公式サイトでネット上の名誉毀損投稿について、法的手続などの対応を行うことを発表。もし綾野が正式に謝罪するとなれば〝ガーシー砲〟を認めたことにもなりかねないからだ。

 それにしても綾野の行動は謎だ。いくら旧知の仲とはいえ、あれだけ一方的に暴露されればガーシーの声を聞きたくないと思ってもおかしくない。しかし、知人は「綾野さんはそういう性格なんですよ」と明かし、こう続ける。

「悪い記事を書かれると、酒席で『これを書いた記者に会いたい!』と周囲にわめいて困らせていました。実際に関係者に頼み込んで、その記者とコンタクトを取ったことまでありますからね。ドバイに行こうとすることも、これまでの行動を考えれば当然のこと」

 寂しがり屋で酒癖の悪さで知られる綾野。コロナ禍前は酔えば、友人らに片っ端から連絡し、銀座や六本木などに招集。到着すると、すでに泥酔しており「なんで来たの?」と口にしたこともあるという。

 落とし所は依然として見えない――。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)