2020年に注目を集めたヘンリー王子&メーガン妃の非公式暴露本「自由を求めて」の共著者オミッド・スコビー氏が、来年出版に向けて続編を執筆中だと英紙ガーディアンが伝えた。

 続編(タイトル未定)を出版する英ハーパーコリンズ社は、スコビー氏の新書がヘンリー王子夫妻の「ロイヤルストーリーの新たなチャプターに焦点を当て、ユニークな視点で深く切り込み、独占情報も盛り込む」とし、「世界中で話題になること間違いない」と伝えている。

 英王室記者キャロライン・デュランド氏との共著の前作「自由を求めて」は、ヘンリー王子&メーガン妃による英王室への不平不満のオンパレードだった。同書は非公式とされていたが、実際はメーガン妃が側近に対し、自分たちのことについてデュランド氏とスコビー氏に情報提供するよう命じていたことが分かっている。

 ガーディアン紙はスコビー氏の新書について、今のところヘンリー王子夫妻が関わっている様子はないとしている。

 スコビー氏は英国版ヤフーニュースの英王室担当編集長で、米ライフスタイル誌「ハーパーズバザー」の編集委員を務める。

 同紙は、スコビー氏の新書がここ1年ほどで出版されるヘンリー王子&メーガン妃についての1冊だとし、年末にはヘンリー王子が自身の半生を振り返る自伝本が出版予定だと指摘。先月は英王室作家トム・バウアー氏による新著「復讐:メーガン、ハリーのウィンザー家との戦争」が王子夫妻による王室離脱までの経緯を赤裸々に暴き、大きな話題になっている。