
関西テレビの羽牟正一社長(69)が28日、オンラインで夏季社長会見を開いた。
安倍晋三元首相(享年67)を銃撃、死亡させた山上徹也容疑者が、旧統一教会への恨みを募らせていたことで、テレビでもワイドショーを中心に旧統一教会や関連団体を取り上げている。
統一教会関係者や広告塔の人物がテレビ出演することについて、羽牟社長は「出演者の選定というのは、番組ごとに内容や全体のバランスを考慮して決めている。それ以上の対策は考えていない」と話した。
制作部門を担当する同局の伊東亮取締役も「出演者は番組ごとに必然性を考え、出演をお願いしている。憲法で信仰の自由が保障されているので、信仰は何かということでお尋ねすることもないし、将来にわたっても必要とは現時点では考えていない」との見解を示した。
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