27日放送のCBC「ゴゴスマ~GOGO!Smile~」では、受託収賄罪で東京地検特捜部の疑いで捜索を受けた東京五輪・パラリンピック大会組織員会の高橋治之元理事について、フリーキャスター・古舘伊知郎氏(67)が自身の見解を語った。

 古舘氏は高橋氏について「この世界では知らない人がいないような大物で、誰も何も言えない。なぜこのタイミングで家宅捜査に入ったのか、その背景を含めて考えてしまう」と私見の述べた。

 その上で「特捜部も一枚岩ではなく、色々な力関係がある。これまで政治的な力があって抑えていたが、それが無くなったとも見ることができる」とし、安倍晋三元首相が亡くなったことについても「それも複合的な要因としてはある、と見ることができる」と推察した。

 特捜部は高橋氏が大会スポンサー「AOKIホールディングス」から受領した資金が賄賂にあたると見て、捜査している。