お笑い界の元気印が栃木降臨だ! 野球の独立リーグ・BC栃木に入団したお笑いコンビ・ティモンディの高岸宏行(29)が25日に、栃木市内にあるエイジェックさくら球場でのチーム練習に初参加した。

 合流初日から〝高岸ワールド〟全開だった。冒頭のあいさつで「栃木、日本、世界に元気を与えていきましょう。やればできる!!」と大声であいさつをすると、チームメートも「やればできる!」と合唱。人気芸能人の登場に最初は緊張気味だったナインも徐々に打ち解け始め、練習中には談笑するシーンも目立った。

 この日は全体アップを終えるとキャッチボール、投内連係を実施。キャッチボール相手となった元阪神などの高野は「ナイスボール! 強いね!」と絶賛。芸人と野球の二刀流で多忙なスケジュールのため、限られた時間で練習を行っていく必要があることもあり、初日ながらもチーム方針の確認と実戦練習を行う形となった。

 練習後に取材に応じた高岸は「やっぱり真夏の暑さに負けず、みんなのパッションの熱さを感じましたし、フレッシュな選手もそうですけど、コーチ方もたくさん盛り上げてくださって楽しく練習できましたね!!」と満足げな様子。

 さらに「これからも栃木県にお世話になります! 栃木のさらに魅力を知っていって、僕も全力応援できるように努めていきますので、一緒に成長していきましょう! よろしく栃木!!」と爆音で意気込みを披露した。

 取材中には〝高岸らしい〟こんなハプニングも…。質問を送る記者が変わるたびに、すぐさま体の向きを変えて真正面から取材に応じていた高岸だったが、振り向くスピードが速く腕がガンマイクに直撃。するとすぐさまマイクの先端を両手で抱え込み「すみません! 大丈夫ですか!? 元気出して!」とマイクにまでエールを送っていた。

 ファン、チームメート、栃木県民、そしてマイクまでをも元気にした高岸の活躍に、今後もますます目が離せなくなりそうだ。