メーガン妃(40)は一時期、親しい友人だったビクトリア・ベッカム(48)が自分たちのプライベートな情報をメディアにリークしていると信じ込み、ヘンリー王子(37)が夫のデービッド・ベッカム(47)に直接電話して注意したと21日発売された英作家トム・バウワー氏による話題の新著「復讐:メーガン、ハリーのウィンザー家との戦争」で明らかになった。

 一方、王子夫妻による根拠のないクレームで批判されたベッカム夫妻は激怒し、両家の関係は著しく損なわれたと同書は記した。ベッカム夫妻と王室は常に良好な関係で、2003年にはデービッドはサッカー界への貢献が認められ、エリザベス女王に大英帝国勲章を授けられ、ビクトリアも17年にファッション業界への貢献により同章が授与された。

 また、2人は11年のウィリアム王子&キャサリン妃の結婚式や、18年のヘンリー王子&メーガン妃の結婚式にも招待されている。

 結婚後、王室生活を始めたヘンリー王子夫妻は自分たちに関するネガティブな報道やコメントに神経質で、常にスマートフォンでエゴサーチ。そんな中、メーガン妃は友人のビクトリアが自分に関する情報をメディアに提供しているのではと疑心暗鬼になり、ヘンリー王子に相談したという。

 ある関係者は20年、英紙ミラーに、「不可解なことに、(メーガン妃は)ビクトリアが黒幕だと思った。実にばかげた話だが」と語った。相談を受けたヘンリー王子は、さっそくデービッドに電話。「ヘンリーはとても礼儀正しい口調で話をしたが、会話はぎくしゃくし、デービッドは屈辱感を味わった」という。

「デービッドはヘンリーにそのようなクレームは事実無根だと伝え、2人はこの話がなかったことにしたが、彼らの関係はしばらく居心地の悪いものとなった」と同関係は説明。同紙によると、その後、メディアに情報提供していたのはメーガン妃の通っていた美容室だった可能性が高いことが分かったという。