多額の投資トラブルを報じられたお笑いコンビ「TKO」の木本武宏(51)がテレビ、ラジオ番組の出演見合わせを申し出ているという。

 報道によると木本は、周囲の人間に投資話を持ちかけたが、一緒に投資を進めていた人物と連絡が取れなくなった。木本が集めたお金は5億円以上で、返済できない状況のため、今後は刑事事件になる可能性も指摘されている。

 所属の松竹芸能は「事実関係を確認中ですのでコメントは控えさせていただきます」としている。そうしたなかKBS京都は、木本がレギュラーを務める「週末情報ライブ キモイリ!」を23日放送分で終了することを発表するなど、各方面に波紋が広がっている。

 先月、木本と共演したタレントによると「特に変わった様子はなかった。数年来の付き合いですが、投資の話を持ちかけられたこともないですし、ある意味で助かったかもしれません」と話した。

 仮想通貨を利用したNFTゲームアプリ「STEPN」を紹介するなど、木本は以前から投資に興味があったことを明かしていた。

「5億円は桁違い。各局の対応を見ると確証があるのでしょう」(芸能プロ関係者)

 細かい事実関係ははっきりしていないが、この問題で木本の相方である木下隆行(50)の復帰が絶望的となったのは間違いない。

 木下は後輩へのパワハラ騒動のため、2020年に松竹芸能を退社した。しかしコンビでの活動を望む木本は、何とか木下を復帰させようと松竹芸能に働きかけていたという。

「吉本興業では、『極楽とんぼ』の山本圭壱を復帰させるため、相方の加藤浩次が長く事務所と交渉してきたのが有名だが、木本も同じように木下を復帰させようと動いていたようだ」(同)

 しかし木本が今回、木下以上のトラブルを起こしてしまったとなれば、木下の復帰どころではない。

「それどころか木本が松竹芸能から契約解除となる可能性もある」(同)

 TKOは今後、どうなってしまうのか?