国際政治学者の三浦瑠麗が8日、安倍晋三元首相が死去したことを受けてツイッターを更新し、追悼した。

 安倍元首相は第1次、第2次政権の通算在任日数が3188日と憲政史上最長で、歴史に名を刻んだ。三浦氏は「安倍晋三さんは歴史に大きく名を残しましたが、このような形で人生の幕を閉じるとは思いませんでした」と驚きつつ「いや、その危険を常にご本人は自覚し、引き受けて生きておられたのかもしれません。意味のわからないほどの憎しみを引き受けるというのは勇敢な行為です。政治家として華のある、優しい方でした」と偲んだ。

 安倍元首相の死亡が発表となったのは、妻の昭恵さんが病院に到着してからだった。ただ安倍元首相と仲が良かった人たちが発表前に一足早くSNSで訃報を世に広めたことも事実。

「仮に知っていたのだとしても、つれあいの到着を待つべきだと思った。安倍さんを敬愛していたのならば、まずは昭恵さんのことを思うはずだ。どんな思いだろう、と。とりわけ彼は妻を慈しんでいた人なのだから」と私見を述べた。