米独立記念日の4日、ニューヨークで恒例のホットドッグ早食い大会が開催され、男性の部でジョーイ・チェスナットさん(38)が7連覇で15回目の優勝を飾り、女性の部では米在住の須藤美貴さん(36)が2年ぶり8回目の優勝を果たした。

 昨年は新型コロナのため無観客開催だったが、観客を入れた今年はハプニングが起きた。動物の権利を主張する活動家が豚肉会社に抗議する掲示物を手に、ステージに乱入。「ジョーズ」の異名を持つチェスナットさんも妨害行為に遭った。10分間で63個と昨年の76個から大幅減も、タイトルは譲らなかった。

 一方、2020年まで7連覇していた須藤さんは妊娠による昨年の欠場を経て復帰。自己最多の48個半には及ばなかったが、40個でコンテストを制した。須藤さんはニューヨークで、日本人の父と米国人の母の間に生まれた。