26日スタートのTBS系日曜劇場「オールドルーキー」の主演・綾野剛が24日、同局の「THE TIME,」に共演の芳根京子とともに出演した。

 引退を余儀なくされたサッカー元日本代表選手・新町亮太郎を演じる綾野。新町はスポーツマネジメント会社に誘われ、新たな人生の一歩を踏みだす…。新町のプレーシーンもあり、綾野は日本代表やJリーグ、スペインリーグで活躍し、昨季をもって引退したFW大久保嘉人氏から実技指導を受けた。

 綾野は「猛特訓しましたね。2か月以上やってました」。初日から、無人のゴールのネットを揺らせなかった。愕然としたけれど「大久保さんだけはずっと、必ずできるからと、ずっと信じ抜いてくれたんですよね」と明かした。「それが今でも、現場を信じ抜いていく力につながっているというか、この作品の大事なポイントになっているので…」と大久保氏が見せた〝信じる力〟を強調した。

 予告映像では、綾野が青いユニホームを着てボールを蹴る場面も見られた。背番号は13。くしくも、大久保氏も現役時代、日本代表を含めて13番を背負った試合が少なくなかった。2014年のW杯ブラジル大会の他、クラブでは神戸、川崎、FC東京。古くは1960~70年代にバイエルン・ミュンヘンや西ドイツ代表で活躍し、昨年死去した〝爆撃機〟ゲルト・ミュラーも13番が代名詞だった。

 予告映像ではボレーキックが。名選手直伝のサッカーテクニックも注目される。