元長野県知事で作家の田中康夫氏(66)が22日、ツイッターを更新。兵庫県・尼崎市の“USB紛失問題”に言及した。

 尼崎市によると、USBには全市民46万人分の住民基本台帳の情報の他、生活保護受給世帯など口座情報などが入っていた。21日、臨時特別給付金を支給する業務の委託を受けた業者が大阪市内で飲酒後、USBが入っていたカバンがなくなっていることに気づいたという。

 この問題について田中氏は「業務委託業者がUSBを市政情報センターから持ち出しデータ移管作業後 立ち寄った飲食店でUSBを入れた鞄を紛失 どうする!? これって尼崎市に限った話じゃない 最もセンシティブな住民情報 なぜ外部委託!?」と疑問の声をあげた。
 
 その上で「しかも委託業者は別会社に丸投げ 守秘義務な業務こそ外部委託を禁止すべき!なのに一向に命じない総務省 天下り先のIT企業・大手メディア・人材派遣会社への忖度間違いだらけの行政改悪」とこの重要な業務を外部委託する政府の姿勢を厳しく批判した。