明石家さんまが19日、ニッポン放送「明石家さんま オールニッポンお願い!リクエスト」に出演。元お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之について改めて言及した。

 この日の放送のテーマ「伝説の1日」にちなんで、4月に行われた吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」を振り返ったさんま。

 座長を務めた舞台「さんまの駐在さん」が、事前稽古の機会が2回しかとれず、さらにキャスト2人のコロナ感染による離脱があったにも関わらず〝完遂〟したことに「どうなることかと思ったけど、吉本の層は厚い」と感嘆した。

 続けて「俺ね、途中思ったの。『これは宮迫もいらんわ』って」とぽつり。「これだけ吉本に貢献してきたのに『辞める』か『引退』か『他の事務所に行くか』って提示されたんですね。宮迫にそんな提示する?と思って。俺のとこに相談に来て、いま(さんまの)預かりのかたちになってんねんけども」と退社時の詳細を明かした。

 それを踏まえ、オリエンタルラジオやなかやまきんに君など、売れっ子が退社してもビクともしない吉本の現状に「こんな代わりがいっぱいいるんだと思ったら、辞めていくやつの気持ちも分かった」「逆に怖くなった『俺もいらんのちゃうか』『俺の代わりなんていっぱいいるな』と」と、素直な胸中を吐露。

 さらに「吉本はすごいぞという話をしてるんです。こないだ、宮迫の『牛宮城』に行って宮迫に会うたんですけど、その時にも言うた。『宮迫、吉本お前いらんはずや』って。『そんなこと言わんといてください』って言うてたけど」と報告した。

 その上で「その代わりシャンパンとかワイン、いっぱい抜かされたからね。オーパス・ワンやから高いで~。ビックリするぐらいの値段や」と加え、笑いを誘った。