歌舞伎俳優の松本幸四郎(49)が14日、大阪市内で「七月大歌舞伎」(7月3~24日、大阪松竹座)の取材会に登場した。

 幸四郎は「NEXホールディングスCEO・阿久津晃です。(意識不明の)娘が生きていたのは私自身もビックリ。治してくれたお医者さんがすごい人だったんじゃないか。この松竹座に見に来ていただかないと罰を与えます」と、先日終了したTBSドラマ「マイファミリー」で自身が演じた阿久津晃に扮してあいさつし、報道陣を笑わせた。

 ドラマは真犯人考察で盛り上がったが、阿久津も犯人扱いされた一人だった。出演者にも犯人は知らされていなかったそうで、「『絶対怪しいよ、君は』なんて(言われて)、『俺かなぁ』って」と苦笑い。

「かなり僕は『怪しい』と。見てる方には、遠くに目線をやるのが怪しいと取られかねないようなニュアンスの演出もあって。最終的にはいい社長さんだったということで。楽しかったです」と振り返った。