カナダ・トロント公演(7、8日)を当日キャンセルしたジャスティン・ビーバーが、10日(日本時間11日)に自身のインスタグラムに動画を投稿。「ラムゼイ・ハント症候群」と診断され、顔面の一部がマヒしていることを公表した。

 ジャスティンは「近況を報告したい。僕の顔を見ればわかると思うけれど、僕はラムゼイハント症候群だ。これはウイルスが耳と顔の神経を犯すもので、そのせいで顔面にマヒが生じている」とキャンセルの理由を説明した。

 ラムゼイ・ハント症候群とは、帯状疱疹(ほうしん)の合併症で、顔面神経まひや難聴を生じる場合がある。ジャスティンは動画で「見て分かるように、こちらの目はまばたきしていない。顔の片側が笑えず、鼻孔が動かない」と説明。確かに表情の動きは通常とは明らかに違っていた。

 ジャスティンは現在ワールドツアー中だが「一目瞭然だけれど健康上の理由でコンサートができない。見ての通り非常に深刻な状態だ。明らかに僕の体が『ペースを落とせ』と言っている。みんなが理解してくれることを望んでいる。この時間で休養し、リラックスして100%の状態に戻してから、僕が生まれてきた目的と言えること(音楽活動)をしたいと思う。どれくらい時間がかかるかわからないけれどきっと大丈夫。僕は希望を持っているし。神を信じている。原因は分からないけど、とりあえず休むことにします。みんなを愛しているよ、ピース」とつづった。

 ゆっくり休養をとって、また元気なパフォー―マンスを見せてくれることに期待したい。