歌手のCrystal Kay(36)と俳優の笠松将(29)が9日、都内で行われた映画「エルヴィス」(7月1日公開)のジャパンプレミアに登場した。

 若くして人気絶頂で謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリーの半生を描いた作品。今回は6月9日の「ロックの日」にちなんで先行上映された。

 エルヴィスさながらのリーゼント姿でステージに登場したCrystal Kayはエルヴィスの代表曲でもある「監獄ロック」を熱唱。「まさか『監獄ロック』を歌う日がくるとは思わなかった。普段、ロックを歌う機会がなかったのでうれしい。ずっと踊っていたかった」満面の笑みで話し、会場を盛り上げた。

 映画では若き日のエルヴィスがスターになっていく姿を描いていき、そのエルヴィスを米国俳優のオースティン・バトラーが演じている。Crystal Kayは「ちょっとしたしぐさもそっくり。若い少年から42歳まで演じているのですが、成長も見れて、めちゃくちゃカッコいい」と演技にも大絶賛。同じ歌手として「曲を作るとき、ベイビーを生んで、世の中に送り出すというという感じは“だよね、だよね”と勝手に親近感がわきました」と語った。

「ロックの日」にちなみ、ロックだなと思ったことを聞かれるとCrystal Kayは「このリーゼントがめちゃくちゃロックだなって思いました」と笑みを見せた。