俳優の稲垣吾郎(48)が主演する舞台「恋のすべて」京都公演(@京都劇場)が9日、初日を迎えた。

 同ミュージカルは1930年代の米国が舞台。稲垣が演じるのは探偵「ニック・テイラー」で「娘(コニー)を君との恋に落としてくれ」という奇妙な依頼をきっかけにラブ・ストーリーが展開する。生バンドによる演奏も作品の魅力の1つだ。

 稲垣は「家族のような気心知れたカンパニーと共に自分が自分らしくいられる場所で、(カンパニーの)皆さんも楽しんでくださっているのがうれしく、お客さまが楽しみにしてくださっていることも伝わってきています」と高揚する気持ちを明かす。

「お客さまと京都の地で今日から10日間、初夏のいい思い出をつくれたらいいなと思っています。ぜひ劇場にお越しください」と呼びかけた。

 同公演後には歌手・香取慎吾(45)の「香取慎吾 二〇二二年 六月京都 特別公演 東京SNG」(6月24日~7月10日)も決まっていて、稲垣、香取の連続公演企画「NAKAMA to KYOTO」が初夏の京都を彩る。