日本発プロダンスリーグ「D.LEAGUE21-22」のチャンピオンシップが5日、東京・有明の東京ガーデンシアターで行われ、「KOSE 8ROCKS」が初優勝を飾った。

 レギュラーシーズンの上位4チーム、ワイルドカード2チームの計6チームが対戦形式で激突。2024年パリ五輪から正式種目に採用された「ブレイクダンス(ブレイキン)」のメダル候補・ISSEI(25)を中心に決勝に進出し、初代王者の「avex ROYALBRATS」を下し、優勝賞金3000万円を手にした。

 ISSEIは「最高です! 終わってみんな笑顔で本当に最高!」と歓喜。チャンピオンシップ直前にメンバー3人が新型コロナウイルスに感染し、急きょメンバーを代えて乗り越えたが、全員に向けて「信頼と仲の良さでここまで来れた。このメンバーじゃなかったら乗り越えられなかった」と感謝を口にした。

 今季限りで退団し、Dリーグを離れるISSEI。もちろんパリ五輪での金メダル奪取を目指していくというが、「海外の大会にも挑戦して、もっとブレイクダンスを広めて、盛り上げていきたい」と誓った。