6人組大人アイドルユニット「predia(プレディア)」が5日、東京・立川ステージガーデンでファイナルライブを開催。ラストシングル「DRESS」など全26曲を披露し、約11年半の活動を終えた。

 同ユニットはPASSPO☆(2018年解散)の姉妹ユニットとして、2010年11月に結成。14年8月に「壊れた愛の果てに」でメジャーデビュー。日本一のセクシーさと最強の歌唱力を併せ持つ大人アイドルとして、「可愛いだけじゃ物足りない。大人の遊び場へようこそ」をキャッチフレーズで活動。メンバーの増減を経て、湊あかね、沢口けいこ、村上瑠美奈、まえだゆう、水野まい、桜子の6人編成となった。

 ライブでは、沢口が「可愛いだけじゃ物足りない皆さん大人の遊び場へようこそ!」といつものあいさつ。自己紹介後、まえだは「こんなにサイリウム持ってる人見たことなかった」とステージからの景色を伝えると、他メンバーも「ウチらアイドルだったんだね」「うれしい」と感激した。

 中盤では、沢口が「私たちライブ、何回くらいやったんだろうね?」と振ると、桜子は「500くらい?」と11年以上の活動に思いをはせるシーンも。活動の中で印象的だったエピソードについて、まえだは「壊れた愛の果てに」のMV撮影で水着で水着でローションにまみれになったことを回顧。「メンバーとの距離が近くて緊張したし、すごく恥ずかしかったけど、あれのおかげですぐ仲良くなった気がする!」と振り返った。
 
 アンコールでは、村上が「prediaのステージが大好きだった。そう思わせてくれたのは間違いなく、応援してくれるファンの皆様のあったからだったと思います。そして一緒に最後にこんなすてきなライブできたのは今このステージ立ってる6人と一緒だったからだと思います。みんなと過ごした時間は本当に宝物です。11年間ありがとうございました」と感謝。

 まえだも「毎日が楽しくて幸せで仕方なかったです。かけがえのないみんながくれた愛で、忘れられない1日になりました。今日来てくれた皆さん本当にありがとうございました。すごくすごく幸せです。何の悔いもありません。みんなのおかげで本当に毎日楽しかった。これまでの11年間ありがとうございました。心から幸せな大人アイドル人生でした」と振り返った。

 最後にカーテンコールで、メンバー全員で「以上、prediaでした! ありがとございました!」と伝え、グループ最後のステージを終えた。