31日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に、宮沢氷魚(28)が初登場。少年期に一時過ごした沖縄でヒロイン暢子(黒島結菜)と親しくした和彦の成長後という役どころで、2人はこの日、約10年ぶりの再会を果たした。

 俳優やモデルとして活躍する宮沢。「島唄」で知られる「THE BOOM」のボーカル宮沢和史の長男で、同曲を通じてドラマの舞台・沖縄とつなかりがある。昨年のキャスト発表後から、かねてお目見えが待ち望まれていた。

 長身を青系統のスーツで包んだ和彦=宮沢の姿に、ツイッターでは「とてもかっこよかった~~推せる!」「若い頃の宮沢(和史)さんにめっちゃ似てて嬉しい」「画面に登場した瞬間、爽やかな風が吹きませんでした?」などと視聴者の投稿が続いた。

 和彦が学芸部記者を務める新聞社内で再会した2人。そもそも、コックとして勤めるイタリア料理店で暢子にクビ宣告した女性オーナーが、「新聞社でボーヤ(編集補助アルバイト)が勤まれば復帰を許す」と一見ムチャクチャな条件を出したのも、「再会の舞台づくりでは」と視聴者の推測を呼んでいた。

 ただ、和彦には恋人らしき同僚記者(飯豊まりえ)の存在が…。一方、暢子の下宿先に偶然、和彦も引っ越し。ドラマの後続番組「あさイチ」では、博多華丸が「穏やかじゃないねぇ」、相方の博多大吉も「一つ屋根の下でしょ」。暢子を追うように上京してきた幼なじみの智(前田公輝)の名も上がり、恋のさや当てが起こりそうな様相を呈してきた。