中京テレビ×エイベックス・マネジメント共同制作プロジェクト第1弾となるドラマ&イマーシブシアター「スタジオより愛をこめて」の記者会見が30日、名古屋市内の同局で行われ、長江崚行、砂川脩弥、武子直輝、高柳明音、日比美思、福田愛依の出演者6人が出席した。

 同ドラマは中京テレビのスタジオで、生放送番組の最終回放送1時間前から起こる出来事が描かれる。7月2日、9日に前後編で中京テレビを舞台にしたドラマ版が放送。さらに9月に同局本社で、観客が実際にドラマと同じ場所、同じ時間軸に入って追体験できるイマーシブシアターも開催される。

 高柳は、昨年4月まで愛知・名古屋を拠点するアイドルグループ「SKE48」メンバーで、現在は女優として活躍。「名古屋で生まれ育って、活動してきたので、名古屋でお仕事できることが幸せです」と笑顔を見せ、観客が間近で追体験できるイマーシブシアターについては「(観客に)どこまで近くで見られるのかな。もしかして毛穴まで見られるのかな(笑い)。メークも気をつけようと思います!」と笑いを誘った。

 また、高柳は演じる中京テレビアナウンサー・四ノ宮役について「情緒が激しい」と苦笑い。さらに、自身が飼っている鳥も登場することを明かし、監督らに「どんな生き物より鳥が好き、人間よりも好きと話したら、お家で鳥に相談しちゃう役になったんです。スマホの待ち受けも鳥にしてて。それが実際にかわいい(愛鳥の)『ぱぴたん』なんです。地上波にのるのがすごくうれしいです!」と声を弾ませた。

 高柳をはじめ、出演者の6人は同じ事務所に所属する。新人AD役の福田は「私は(他の5人が)全員先輩なので、新人AD役がすごくやりやすいです。アドバイスもたくさんしてくださいます」と感謝すれば、高柳は「お芝居は全員初めて一緒になるけど、不思議と同じ事務所ということで安心感があって。楽屋でもスタッフさんもみんな知っているので、家族みたいでうれしいなって思いました。エイベックスで良かったなって、出会いがあって良かったです」と話した。