女優の福田沙紀(31)が27日、東京・千代田区の「LIFULL Table」で行われたサステナブルTシャツ「福田沙紀さん×ファクトリエ サステナブルな国産Tシャツ」発表会に登場した。

 同コラボTシャツはサステナブル(地球環境への配慮)を意識したもので、コットンTシャツを水平リサイクル(Tシャツ生地裁断などでコットン化→コットン糸→新たなTシャツ誕生)する。コットンは再生するのが難しいと言われていたが、熊本に本社を置くファクトリエ社が日本で初めて実現した。 

 福田は同商品のオリジナルタグをデザインした。福田も熊本出身で「こういった熱量を持って取り組まれている方が同じ熊本にいらっしゃって。その行動力というか熱意に感動しています。私もこの活動を共にできるんだったらうれしいなという気持ちでコラボさせていただいた」と笑顔で語る。

 ファッションについて聞かれると「小さいころから大好きです。サステナブルという言葉を聞くようになって、より未来を考えながら、ファッションを選択するということが増えました」と話した。

 デザインしたタグは赤地に白抜きの文字「S」とハートを組み合わせたもの。「ファクトリエさんの『シンプルだけどぶれない』という思いに寄り添ったものを意識して描いてみました。サステナブルと沙紀(Saki)のSですね。ハートはその思いや熱意です」と意図を明かした。

 2020年に芸能事務所「オスカープロモーション」を退所して、初めてのイベント登場とあって「緊張しました」。今後については「自分もどういう風にやっていくかというのを、自分のペースで向き合いながらやっていきたいと思います」とした。