米国在住のお笑いコンビ「ピース」の綾部祐二(44)が自身のユーチューブチャンネルを更新し、相方の又吉直樹(41)に言及した。

 綾部は2017年10月に渡米。ブランド品を身にまとい、ハリウッドセレブと交流するなど謎の私生活が話題となってきた。

 23日夜に更新した動画では、日本の芸能界に言及。インタビュアーから芸能界復帰について聞かれた綾部は「『ピース』としての活動はしますけど、前みたいに(日本に)戻ってやるとは考えていない」と即答。

 続けて「日本の芸能界に憧れて、運よく入れて。いまだに凄いな、楽しいだろうなとは思う。でも5年前に考えたんですよね。この先10年、良く見積もった時、悪く見積もった時、想像したらどっちも『オーッ』っとならなかった。光を放ってドーンとイキがっていられない」と独特の言い回しで、単身渡米した理由を語った。

 綾部にとってはお金や地位、名誉よりも自分らしく夢を追いかけることが優先される。

「アメリカに行って職があるわけでもないんですけどね(笑い)。10年後、20年後、スターになっているかもしれないし、銃で撃たれて死んでるかもわからない。日本に戻ってるかもしれない。想像がつかないからこそ楽しい。でも。どうなっても怖くないんですよね。1番怖いのは『5年前にアメリカに来ていなかったら…』と考えることかな」

 課題の英会話は勉強中。収入源も不明だが、すでに米国のグリーンカード(永住権)を取得済みだという。

 綾部は「まずはこっちで頑張って。嫌だったら日本に戻ります。恥ずかしながら帰ってまいりましたと。帰ってきて(お笑い界に)自分のポジションがなければ、仕事見つければいい。芸能界で働けるが場所あるならやりますし」としながらも、次のように言い切った。

「まだまだアメリカでやるべきことある。L.A(ロサンゼルス)に行くことがネクストレベルではないですけど、ネクストチャプターではあるんで。西海岸でイキがってたいですね」

 相方の又吉とは年に1~2回電話している。綾部は「一生解散することはない。相方をアメリカに呼んで何かしたっていい。無限の可能性がある。それも自分がアメリカに来たからこそできる。ピースのアメリカ支部と日本支部で頑張ろうというのがある」と力説した。

 コメント欄には又吉とのキズナに感動する意見のほか、抽象的な表現や日本に戻る・戻らないがはっきりしない内容に「ダウンタウンが聞いたら、お前何が言いたいねん!ってなる気がする」「このイタさがクセになる」「真面目なインタビューなのちゃんと笑えるのはすごい」など、謎の〝中毒性〟を指摘する声も寄せられている。