元乃木坂46若月佑美 主演舞台「薔薇王の葬列」で〝2つの性〟を表現「愛を持って上演したい」

2022年05月20日 17時00分

(左から)有馬爽人、若月佑美(東スポWeb)
(左から)有馬爽人、若月佑美(東スポWeb)

 「薔薇王の葬列」(東京・日本青年館ホール、6月10~19日)の公開稽古が20日、東京近郊で行われ、主人公・リチャードをWキャストで演じる元乃木坂46で女優の若月佑美(27)とアーティスト兼俳優の有馬爽人(21)らキャストが顔を揃えた。

 菅野文の同名マンガをもとにしたテレビアニメ版を、内田裕基の脚本、松崎史也の演出で初舞台化。“白薔薇”ヨーク家と“赤薔薇”ランカスター家による王座を巡る戦い「薔薇戦争時代」に、2つの性を持って生まれたヨーク家の三男・リチャードの運命が描かれる。
 
 若月は「キャストの皆さんにたくさん影響を受けて、自分自身も頑張ろうと思っています。面白い作品になるんじゃないかなと思いますし、そうしなければならないと感じています」と気を引き締めれば、有馬は「まだまだ本番まで稽古がある中で、もっとリチャードを深さを追求して、原作やアニメ以上のリチャードを見せていけたら」と意気込んだ。

 リチャードは、男女両方の性を兼ね備えた両性具有(りょうせいぐゆう)という存在。男女のWキャストで臨むことについて聞かれると、有馬は「性別の違うWキャストということで、最初はどうなっていくんだろうという不安な気持ちがあった。Wキャストの若月佑美さんと一緒に話し合えば合うほど意外に思ってることが違って、とても新鮮に感じています。まったく違うリチャードを届けていきたい」。一方、若月は「男女のWキャストと聞いた時、自分がお客さんの立場でもとても面白いなって思いました。実際、一緒に稽古をさせていただいて、自分一人で男性らしさを出そうとすると限界があって。自分だけだと何が女性らしくて、何が男性らしいのか分からない。有馬君と一緒に稽古して、勉強させていただいているので、本当に頼もしいし、ありがたい存在です」と感謝した。

 ランカスター家の王・ヘンリー役を務める和田琢磨、ヨーク家の長男・エドワード役の君沢ユウキ、次男・ジョージ役の高本学ら共演者らも次々に作品への熱い思いを口に。若月は「稽古は始まったばかりですけど、キャストの皆さんが本当に作品へのリスペクトがハンパない。皆さんとお話をすることで、よりリチャードの感情が見せてきた。私たちカンパニー全員がちゃんと愛を持って、上演させていただきたいと思います」と誓った。

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