人気ユーチューバーのシバター(36)が話題の「4630万円未返金男」を救いに乗り出した。

 この問題は、山口県阿武町がコロナ関連の臨時特別給付金10万円を463世帯に振り込むところを誤って1世帯に4630万円振り込んでしまったことが発端。振り込まれた24歳男性に返金を求めたが、男は応じず、同町は男性を提訴。ウェブ上に男性の氏名と住所を掲載(現在は閲覧できず)するなど、大炎上している。

 シバターは18日未明に動画を緊急アップ。冒頭から男性に語り掛ける形で「お前、何やってるんだよ…。その4630万円は間違って君の口座に振り込まれたもので、君のものじゃない。それを返さず、あまつさえ、ネットカジノで全部使ったって言い張ってるらしいな。そんなウソ、誰が信じるんだよ…」と嘆く。

 さらには「お前、まだ24歳なんだろ? 長い人生、4630万円で捨てるようなもんだぞ。金っていうのは自分で稼がないと意味がないんだぞ」と額に汗する必要性を力説。男性の名前がネット上で拡散している現状には「どこに行ったってネコババしたやつって思われるんだぞ。4630万円で人生を捨てるな、己を捨てるなよ!」と訴える。

 シバターは「裁判で勝っても負けても生き地獄だ」と案ずると、深いため息。そして何かを決断するかように、ウロウロと周辺を歩くと「俺に提案がある」と切り出した。

「オレの(サブチャンネル)『パチンコ・パチスロ 日本代表チャンネル』でパチンコ打たないか? お前を4630万円で10年間雇ってやる。社員として働け。そして金は全部返せ。それの方がどんだけ幸せか。そっちの方がなんぼか上等だよ。」と救済案を提示。

 最後まで「10年間働いてみないか? 真面目に返事待ってるぞ。自分がどういう選択肢を選んだら、自分のプラスになるのか、マイナスになるのか。いま一度考えてみてくれ。俺は一筋の救いの道を示した。じゃあ、返事待ってるから」と真剣な表情は崩さなかった。