タレントの上沼恵美子（６７）が１６日、パーソナリティーを務めるＡＢＣラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」（月曜正午）に生出演。１１日に亡くなった「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん（享年６１）を悼んだ。
上島さんは上沼がＭＣを務めるローカル番組に、たびたび１人で出演していたこともあり、上沼は「本当に嫌なニュースでした。なんでこんなことになるんだろう。この１０年間を振り返って、ほかの芸能人のことも入ってきましたけど、こんなショックなことないわ。やっぱり生の上島さん知ってるから。優しすぎるな、この世界の人にしては。ちょっと図々しいところがないとね」と悼んだ。
上島さんの人柄について「本当に心から良い人。誕生日が近かったりしたら、小さなブーケとか持ってきてくれたりする。ちょっとした手土産を必ず持ってきてくれる。物もろたからええ人言うんやなくて、気遣いというか優しさを持ち合わせていた」と振り返った。
一方で「気になったのが目が笑ってない方やなと。『くるりんぱ』とかやってくれるけど、目が笑ってない」と指摘。「ちょっと倦怠感を持ってる方やなというのがあった。優しさがそうしてるのか分かんないけど、根っから熱湯に入ったり、おでんを顔につけられたりしてるんやない。使命の元にやってるという感じで、地はまったく違うと思う」と感じていたという。
上沼は、上島さんが６１歳だったことも挙げ、「私も経験したけど、６０歳の時は景色がガラッと変わる。女は『いろいろ終わったな』と終了のベルが鳴る。でも、もう１回立て直すんやけど、男性もそうなんだろうなと思う。彼は考えすぎたんじゃないか。全部想像になるけど、『これでいいんだろうか』とか自己反省が多いんだと思う。『６０超えてんだぜ、俺』みたいな自問自答を」と思いやっていた。
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