似顔絵アーティストの「モンドくん」として活躍する画家で俳優の奥村門土(18)が13日、東京・渋谷のJINNAN HOUSEで8年ぶりの個展「奥村門土展 in 東京~モンドくんから奥村門土へ~」(22日まで)をスタートさせた。

 3歳のころから絵を描き始め、その絵は瀬戸内寂聴さんから評価され、瀬戸内さんの出版物の挿絵等にも使用されたという。これまでに描いた有名人の似顔絵は3000点にも上る。画家としての活動のほか、2019年には映画「ウィーアーリトルゾンビーズ」で俳優デビューも果たした。

 今回の個展では約半年ほどかけて準備し、似顔絵や風景画など300点を展示している。「絵の具で描いたり、クレヨンで描いてつまようじで削ってみたりしました。今後は油絵にも挑戦してみたい」とも語った。役者の方も両立させていくつもりで「ナチュラルに自分を出せるような役者を目指したい」と意気込んだ。