国際政治学者の舛添要一氏(73)が9日、ツイッターを更新。9日のロシア戦勝記念日で行われたプーチン大統領の演説に言及した。

 プーチン大統領は演説でウクライナ侵攻の正当性を訴えた。一部で予想された「戦争宣言」「勝利宣言」はなかった。

 この演説について舛添氏は「対独戦勝記念日式典でのプーチン演説を聴き、軍事パレードを見た。NATOや西側諸国の責任を厳しく追及し、ウクライナ侵攻を正当化した。戦争宣言も行わなかったし、天候の影響で空軍のパレードはなかった」と解説。

 その上で「愛国心を高揚させられたロシア国民と西側国民との認識の溝は深い。停戦の見通しは立たない」と米国を中心とした西側諸国とロシア国民の間の認識に大きな違いがあり、戦争が長引くという見解を示した。