演歌歌手・青山新(21)が8日に都内でファーストコンサートを開催。若手のイケメン歌手が集まる“演歌第七世代”の活躍に注目が集まっている。

 2020年にデビューした青山。「デビューしてすぐにコロナ禍となってしまい、思うような活動ができなかったのですが、ようやくみなさんの前で歌うことができました」と念願のコンサート開催に笑みを見せた。

 ステージではデビュー曲「仕方ないのさ」や新曲「君とどこまでも」のほか、キャロルの「ファンキー・モンキー・ベイビー」といったロックにも初挑戦。全16曲を熱唱した。この日は母の日ということもあって「歌を通じて、みなさんを母だと思って感謝の気持ちをお伝えしたい」と語った。

 青山は同世代の辰巳ゆうと(24)や新浜レオン(25)らと“演歌第七世代”と称される。第七世代といえば、「霜降り明星」や「EXIT」など2010年代後半から台頭してきた「お笑い第七世代」が知られるが、その若手演歌歌手バージョンというわけだ。

 ある音楽関係者は「今はBSなどで音楽番組が多く、演歌歌手の新世代という感じで引っ張りだこになっています。第七世代としてのコンサートもあり、かなり忙しく駆け回っています。青山もほかの歌手と食事に行ったりすることもあるようで、同世代ということもあり、お互いが良い意味で意識し合っています。いずれ歌謡界の中心的な存在になっていくことでしょう」と話す。

 デビュー3年目の青山はファンクラブも設立。「これから心機一転、青山新の新しい挑戦も見せていきたいと思います」と意気込んでいる。互いに刺激し合いながら、演歌界を盛り上げていくつもりだ。