実業家のひろゆき氏が7日、ツイッターでウクライナ情勢の新展開について触れた。

 ウクライナ大統領府のオレクシイ・アレストビッチ顧問は、米欧から提供される武器がそろう6月中旬以降にロシア軍への反転攻勢に乗り出すと宣言。ゼレンスキー大統領はこれに先立ち、ロシアが2014年に併合した南部クリミアの奪還を目指す方針を明らかにしたとされる。

 これにひろゆき氏は「ゼレンスキー氏、6月にクリミア奪還の方針。四国に敵基地があるようなものなので、クリミア半島を抑えたいのはわかります。ただ、欧米の武器を使ってロシアの領土を攻め取るとも解釈されるので、欧米側も一線を超えさせられる覚悟をしなきゃいけなくなるかと」と推察。

 続けて「ウクライナが欧米から贈与された武器を〝侵攻〟に使うのはやり過ぎな気もします。ただ、欧米もウクライナ支援を止めるわけにはいかないので、わかっていても止められない状況に巻き込まれていくんだと思います」と危惧した。

 他方で、ゼレンスキー大統領が本気でクリミア半島〝奪還〟を目指しているかどうかは現時点では不透明という情報もある。欧米メディアも慎重にこのニュースを伝えている。