フォークグループ「青い三角定規」の元メンバーでも知られる歌手の西口久美子(71)が5日、都内で芸能活動55周年記念ライブを行った。

 1972年にドラマ「飛び出せ青春」の主題歌「太陽がくれた季節」が大ヒットした「青い三角定規」だが、そのグループ結成前、西口は高校在学中の1967年からダンシングチーム「ティーンズ」のメンバーとしてテレビ番組で活躍。「周りの人から言われて、そうなのか」と55年たったことを気付いたという。

 ステージでは「音楽に興味を持ちはじめて初めて買ったレコード」だというザ・ロネッツの「Be My Baby」や大ヒット曲になった「太陽がくれた季節」など16曲を熱唱。昨年には「青い三角定規」の結成50周年記念ライブもおこなったという西口は「この曲で50年間、過ごしてこれたことを幸せに思ってます」としみじみ語った。

 ライブの中では「ティーンズ」として活躍していた過去の写真や映像なども披露。「こんなミニスカートをはいていたんですね」と振り返った。会場に集まったファンに「これからも続けていきますので長い付き合いをよろしくお願いします」と笑顔を見せた。