タレントの指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ「=LOVE」(イコールラブ)が30日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで全国ツアー東京公演を開催した。

 4月3日の北海道公演(苫小牧市民会館)を皮切りに、10都市18公演を予定する同ツアー。東京公演では、新型コロナ感染予防対策を徹底の上、「昼の部」「夜の部」の2公演を行い、デビュー曲の「=LOVE」、人気曲「青春“サブリミナル”」、10thシングル曲「THE 5th」を含む、各公演全23曲を披露した。

「夜の部」では、本編終了後のアンコールで、5月25日発売の11thシングル「あの子コンプレックス」のミュージックビデオ(MV)が初公開された。

 うれしいサプライズに会場の興奮が冷めやらぬ中、間髪入れず初の表題曲センターを務める佐々木舞香(22)が登場。佐々木らメンバーは新衣装を身にまとい、グループ史上最も儚い失恋ソング「あの子コンプレックス」を、繊細なダンスとともにエモーショナルかつシリアスに歌い上げた。

 前日29日、2017年デビュー時からセンターを担ってきた髙松瞳(21)のセンター降板と現在の心境を報告する動画が突然ユーチューブにアップされ、SNSを中心に今後のイコラブの動向に大きな注目が集まっていたが、佐々木がセンターに抜てきされた。

 佐々木は「今回は久しぶりの失恋ソングで、また一つ成長した=LOVEの姿を見せられると思います。まるで女の子の心みたいに変化が激しい曲調と、強がりが散りばめられた歌詞は読み解くのが難しいかったです」とコメント。東京公演での初披露について「緊張でしたが、今後のツアーでも良いものが届けられるように頑張ります。MVもたくさんの人に見ていただけたらうれしいです」と意気込んだ。

 全国ツアーは名古屋、福岡公演と続き、5月21日の初の沖縄公演となる「那覇文化芸術劇場なはーと大劇場」でツアーファイナルを迎える。

 また、5月25日発売のシングル「あの子コンプレックス」の全4形態のジャケット写真とアーティスト写真のアートワークも解禁。なお、東京公演で初披露されたMVもユーチューブで公開された。