千原ジュニアが24日、ABEMA TV「ABEMA的ニュースショー」に出演。メディアにおける〝言葉の言い換え〟について私見を述べた。

 番組では「ヤジ→自席発言」「戦闘行為→武力衝突」「クビ→卒業」「パクリ→オマージュ」「女子アナ→女性アナ」など、政治の場面やメディアで多くの言葉が言い換えられている実情を紹介。

 これにジュニアは「例えば何かの作品で表現する場合、どうなっていくんかな?」と首をひねり「例えば俳句とか。俺、番組でやらせてもらってますけど、なんとなくその言葉じゃないとその時代の空気感は出せないみたいなワードが、今はあんまり適してない時に、それも変わるのか?とか」と疑問をなげかけた。

 ジュニアによると、番組で「トラクター 祖父の膝乗る 春休み」という句を詠んだ際、収録では褒められたが、一部の視聴者から「そんな農作業、危険だ」という声が寄せられたという。

 ジュニアは「もっと言うと、おじいちゃんだいぶ前に他界してるからええねんけど、普通に農作業中に俺のゴレンジャーの水筒に日本酒入れて飲んでたんよ。それも詠んでんけど選ばれへんかったから、俳句としてアカンかったのか、今のご時世的に『これはアカン』となったのか」と困惑の表情だった。

 千原ジュニアはTBS系「プレバト!!」の人気企画「俳句の才能査定ランキング」で「名人」の称号を得ている。