歌謡コーラスグループ「純烈」が24日、大阪・箕面の「箕面温泉スパーガーデンでライブを開催した。

 スーパー銭湯アイドルとしてブレークした純烈が、〝西の拠点〟という同所でライブを行うのは2020年2月22日以来、2年2か月ぶり。発売から20秒で売り切れたというプラチナチケットをゲットしたファン212人を前に、昨年末のNHK紅白歌合戦で披露した「君がそばにいるから」など全10曲を熱唱した。

 大阪出身で、子供のころは同書によく来ていたという小田井涼平(51)は先日、今年いっぱいでグループから卒業すると発表した。

 発表後も「心境は変わらない」という小田井は、今後について「漠然と思い描いてる部分はあるが、純烈は紅白に出るという大前提の夢がある。それを差し置いて、自分の夢を追っかけるみたいになるのはイヤ。言葉にするとそういうふうにも見えるし、それは本意ではない」と卒業まではグループ最優先を明言。「できれば、紅白のステージが一番最後になるとうれしい。出られないと26日くらいのディナーショーが最後になる。それも純烈ぽくて面白いけど、そうならないよう頑張るのが専決」と、出場となれば5年連続5回目となる大舞台での卒業を願った。

 一方、リーダーの酒井一圭は、小田井卒業後のグループについて「3人ではやれへん。何人か入れる」と新メンバー投入を示唆。オーディションを行う予定はないそうで「(ファンは)30~50代くらいがいいらしい。背も高い方がいいらしい。後上翔太が179センチなので、175~2メートルくらいまでにしましょか。今年の夏くらいまでに結論出さないと、来年の新曲とかにも影響する。酒井フィルターを通してプロデュースするので、それまでにいかに出会えるか」とメンバー像を思い描いていた。