女優として存在感を発揮している田中みな実(35)がドラマ「吉祥寺ルーザーズ」(テレビ東京系)で好演を見せている。

 田中が演じているのは、元女性ファッション誌編集長で夫と離婚調停中の役柄だ。「口うるさくキツめの姿がハマり役で、演技を評価する声も多い」(テレビ局関係者)

 田中といえば、「M 愛すべき人がいて」(2020年、テレビ朝日系)や「ルパンの娘」(19年、フジテレビ系)などで女優としての評価が急上昇。NHK朝ドラや大河ドラマ出演を目標に設定し、人気女優を多数抱える芸能事務所「フラーム」に移籍した。

「田中さんはとにかく仕事にストイック。雑誌の写真などは自らすべてチェックし、使えないと判断したマネジャーは無視して1人で行動していた。前事務所では6年で4回もマネジャーが交代し、一部で〝マネジャー潰し〟と報じられた」(前同)

 移籍先のフラームには広末涼子や戸田恵梨香、有村架純、唐田えりからが所属している。多くの女優を扱っているだけに、田中をうまくコントロール。本人も以前とは別人のように周囲に気遣いを見せているという。

「看板女優の戸田が昨年10月に精神的な不調で、予定された主演映画やドラマを降板し、現在も活動を控えている。いまだ事務所は正式な発表をしていませんが、水面下ではバタバタ。田中さんは事務所を助けようと、ドラマはもちろん、バラエティーなども積極的に出て『事務所のお役に立ちたい』と意気込んでいる。マネジャーにも以前のような態度を取ることはない」(芸能プロ関係者)

 女優業をやりたい!とワガママを言う姿はもはやないようだ。