柳生博さんは暴力NGだった 浜田雅功に「そんなことするもんじゃない!」

2022年04月22日 06時15分

インタビュー取材に応じる柳生博さん(東スポWeb)
インタビュー取材に応じる柳生博さん(東スポWeb)

 俳優・柳生博さんが16日に老衰のため死去したことが21日、分かった。85歳だった。柳生さんがオーナーを務める、山梨県にある八ヶ岳倶楽部のフェイスブックで発表された。

 息子の宗助さんによると「病院には入院せず、大好きな八ヶ岳の森に囲まれ、家族と倶楽部スタッフ、そして在宅医療の皆さまに見守られて、穏やかな最期でした」。また「昨日、ささやかな家族葬を執り行わせて頂きました」とし、時期を改めて八ヶ岳倶楽部で「お別れの会」を予定しているという。

 柳生さんは東京商船大学(現・東京海洋大学)を中退し、俳優座養成所で演技を学んだ。1961年に映画「あれが港の灯だ」に出演。その後、NHK連続テレビ小説「いちばん星」で、詩人・野口雨情役を演じ、人気を集めた。

 俳優以外にもクイズ番組「100万円クイズハンター」(テレビ朝日系)の司会などマルチに活躍。「ハンターチャンス!」という決めゼリフで、お茶の間の人気者となった。

 仕事が増える一方で家族と過ごす時間が激減したため、家族との時間を作るために10代前半に一人旅で訪れた八ヶ岳に一家で移り住んだ。雑木林を育てレストランとギャラリーを併設した「八ヶ岳倶楽部」をオープン。また2004年から日本野鳥の会会長を務めるなど、自然保護活動も精力的に行った。

 そんな柳生さんは、かつてダウンタウンの番組に出演した際、浜田雅功にツッコミで頭をはたかれてムッとした表情を見せ、「そんなこと、するもんじゃない」と注意したことがあった。

「若い頃の浜田さんは、どんな大物でも頭を叩いてツッコむことで知られていたが、そんな芸風を柳生さんは知らなかったのでしょうね。暴力を嫌い、自然を愛した人でしたね」(芸能関係者)

 愛する家族と自然に見守られ、柳生さんは天寿を全うした。

関連タグ: