〝声だけ復帰〟したTBSの小林廣輝アナウンサー(28)に強力なライバルが出現した。同局の齋藤慎太郎アナウンサー(24)だ。

 小林アナは昨年6月に発覚した6股交際疑惑で担当番組を全降板。このほど、TBSラジオのラジオ番組「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜、午前8時30分)の11日放送分で「東京都がお送りする都民ニュース」の原稿を読んだ。

 ここから一気の巻き返しを狙いたいところだが、楽観はできない。そんななか、小林アナが自粛している間に、頭角を現したのが齋藤アナだ。小林アナが出ていた「Nスタ」の木曜キャスターを担当し、バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」にも仕掛け人として出演。自身が苦手なトマトを食べさせられ、その姿が共演者の笑いを誘うなど、お茶の間での人気を集めている。

 齋藤アナは小学1年生の時から約16年間、サッカーに打ち込み、高校時代は横浜F・マリノスのユースに所属していたこともあったスポーツ男子。芸能プロ関係者は「スポーツ系のさわやかな雰囲気が人気。小林アナのスキャンダルのイメージを払拭するのに、齋藤アナは打ってつけ」と話している。

 テレビだけではなく、ネットでも人気だ。BS―TBSの番組「スイモクチャンネル」(昨年9月に終了)のユーチューブチャンネルで公開された動画が、今も話題になっている。

「サウナで自慢の肉体美を見せつける動画の再生回数が、約25万回を記録するほど人気になっている。過去にフジテレビでは、筋トレに励んでいる男性アナウンサーのカレンダーを発売したこともある。ウチも同様の売り方でファン獲得を狙っているようだ」(TBS関係者)

 小林アナも復権を目指しているが、TBSイチ押しの齋藤アナの人気はうなぎ上りだ。