フォークグループ「五つの赤い風船」のギタリスト・中川イサトさんが死去

2022年04月08日 21時21分

天国へ旅立った(写真はイメージ・東スポWeb)
天国へ旅立った(写真はイメージ・東スポWeb)

 1960年代後半のフォークブームで人気を集めたフォークグループ「五つの赤い風船」のギタリスト・中川イサトさん(本名・中川砂人=いさと)が7日、死去した。75歳だった。

 大阪府出身の中川さんは高校時代にウクレレで楽器に目覚め、1967年にボーカルの西岡たかしと「五つの赤い風船」を結成。「遠い世界に」「恋は風に乗って」などの名曲を発表した。2枚のアルバムを残して69年に脱退した後は、現在でも伝説の女性シンガーソングライターと称される金延幸子らとフォークグループ「愚」を結成。約1年間の活動を経て、村上律とのデュオ、ソロで活躍。古き良き時代の米国のオールドタイムミュージックを追求していた。

 ピックを使わずに、指と爪だけで玄を鳴らすフィンガーピッキングの名手としても地位を確立しており、その技術は海外でも評価されるほどだった。

 同じくフォークブームの中心人物だった故高田渡さんの息子で、人気ミュージシャンの高田漣は自身のツイッターで「今朝、中川イサトさんが亡くなったと母からの連絡。自分がギターを弾き始めた頃からいつも優しく見守って下さり17歳の時の初めてのステージもイサトさんに上げて頂きました。時に優しく、時に厳しく、本当に沢山のことを教えて頂きました。心よりご冥福をお祈りします。天国でゆっくり休んで下さい」と追悼のメッセージを寄せていた。

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