お笑いコンビ「笑い飯」(西田幸治、哲夫)が2日放送の関西テレビ「おかべろ」に出演。番組進行役の「NON STYLE」石田明との〝因縁〟を明かした。

 笑い飯と石田によると、若手専門劇場「baseよしもと」に出演していた時代、芸風や客層のソリが合わず、それぞれを信奉する後輩も交えて〝犬猿の仲〟になっていたという。さらに、吉本が一番客を呼ぶノンスタではなく、笑い飯、千鳥、麒麟を劇場の「トップ組」に据えたため、石田のイライラは沸点に達していた。

 そんななか、劇場メンバーによる花見が開催された。哲夫は「飲みだして、石田が結構飲んでね。割と酒癖荒い時があったんで、気ついたら僕とかいろんな人間の胸ぐらをつかんでるんですよ。『何、何?』と思ってたら、結構顔怒ってて、ちっちゃい声なんですけど『なんで笑い飯、千鳥、麒麟ばっかり推されてんねん…』って言うてるんです」と回想。

 さらに石田は突然立ち上がると、街灯の柱を素手でガンガン殴り始め、拳が傷だらけになっていたという。

 石田は照れ笑いを浮かべつつそれを認め「腐ってましたね。あんとき、千鳥のノブさんのアゴを(右手でコップを握るような仕草をし)こうやってつかんでたんですよ。酔うてるから何してるかわからんけど、とりあえずつかんでて。やりあってたら、大悟さんが怒りはって。『うちの相方に何してくれてんねん!』ってなって」と修羅場を再び振り返り始めた。

 結局、その場は「相撲で決着つけろ」という流れになったそうだが、「『やったらあ!』つって行って、みんなからは相撲に見えてたと思うんですけど、大悟さん、ちゃんと俺のアバラ殴ってますからね。持つフリしてスコーン!って」と、石田は返り討ちに遭ってしまったとか。

 MCの岡村隆史は「がっぷり四つにいく感じで、ドーン!いかれたんや」とあきれ顔。哲夫は「酔っ払いがシバかれてるとこちゃんと見ました」と苦笑いだった。