人気ユーチューバーのヒカキンが祖父の死去を公表した。

 ヒカキンは29日に更新したユーチューブ動画で兄のセイキンと「2022年3月に私ヒカキンと兄セイキンの実の祖父ジジキンが亡くなりました」と報告。88歳だった。

 ヒカキンは祖父の人柄について思い出を並べ「愚痴とか文句とかを1回も言ったことない」と回想。「悲しい…」とその目には涙があふれた。

 ヒカキンによると、昨年12月に危篤状態となり予断を許さない状況が続いていたが「そこから3か月間も頑張って生きてくれた」という。

 コロナ禍の影響で病院では親族でも面会が厳しく制限されている。ヒカキンは「いま、家族が危篤状態になると、本当に最期のお別れも満足にできない。家族との時間を1分1秒大切にしていただけたらなと伝えたいですね」と実体験を例に訴えた。

 その上で「いま、会いに行ける時間があったり、会っていいという状況だったら、迷わず家族を優先した方がいいんじゃないかなと思います」と呼びかけた。

 コメント欄には30日午後5時時点で「ご冥福をお祈りします」「祖母を思い出して涙が止まりません」「ジジキンありがとう」など、1万5000件以上の声が寄せられている。