若狭勝氏 ウクライナ外相の停戦交渉で「飲み食いするな」発言に2つの意図指摘

2022年03月30日 11時13分

若狭勝氏(東スポWeb)
若狭勝氏(東スポWeb)

 元東京地検特捜部副部長の若狭勝氏が「めざまし8」(フジテレビ系)で30日、ウクライナ外相がロシアとの停戦交渉時には飲食をしないよう呼びかけた件について独自の見解を語った。

 クレバ外相は28日、ウクライナのテレビに出演し「ロシアと交渉する時は絶対に何も食べないよう、飲まないように、できれば何も触らないようにアドバイスします」と表明。これは今月上旬、首都キエフで行われたロシアとの非公式会合で、ロシアの富豪アブラモビッチ氏とウクラナイナの和平交渉担当者が会合後、目の痛みや皮膚がはがれるなどの中毒症状を起こしたと米メディアが報じた〝毒物疑惑〟に言及したもの。

 一方でロイター通信は、米当局者が「交渉参加者の体調不良は毒物によるものではない」とみていることを報じている。

 若狭氏は「外相の言葉はもう一つの意味合いがあると思う。自分たちがロシアの毒物攻撃に晒されないよう注意をしようというのは元よりあるんですが、もう一つは交渉が今良い形で進みそうな時に、こういうロシアが毒物を盛ったというような話が一人歩きしてしまうのはいけない。ですからそうしたロシアからの毒物攻撃はありませんでしたということを示すためにも飲食しない、手を触れないということを言ったという意味合いもあると思う」と分析した。

 番組MCの俳優の谷原章介は「和平交渉の会談はとてもデリケートな問題じゃないですか。そこに余計な要素、因子が入らないようにしたいということなんでしょうか。ウクライナも気を遣っているということなんでしょうか」と話していた。

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