女優の吉永小百合(77)が、リニューアルされたキリンビールのクラフトビール「スプリングバレー」のCMに起用され、29日に都内で行われた発表会に出席した。吉永が同社のCMに出演するのは「ラガービール」のCM以来、約20年ぶり。

 吉永はオファーされた経緯について「昨年秋にお話をいただいた。私でいいんでしょうかという思いだった」と説明。「買って、家でいただいてみたら、とっても柔らかくておいしい。ぜひやらせて(CMを)いただきたいと思った」と明かした。なんと、試供品ではなく自ら買ったようだ。

 スプリングバレーは開発までに構想10年もかかった力作だ。

「映画でも10年は(例が)ない。大変なこと。モノをつくるということは。見習いたいと思う」と刺激を受けた。

 CMはこの日から放送された。