橋下徹氏 国連安保理の拒否権に「世界大戦を防ぐ意味でしょうがないというのが政治家の考え方」

2022年03月28日 10時23分

橋下徹氏(東スポWeb)
橋下徹氏(東スポWeb)

 元大阪府知事の橋下徹弁護士が「めざまし8」(フジテレビ系)で28日、国連安全保障理事会の改革について言及した。

 番組では木原誠二官房副長官が27日の「日曜報道THE PRIME」(同局系)で、ロシアが拒否権を行使して機能していないとの批判が出ている国連安保理の改革について「拒否権の制限を考えてもいい」と強調したことを紹介。木原氏は常任理事国、非常任理事国も増やし、拒否権をある程度制限することでバランス良く改革していきたいとした。林芳正外相も27日、アフリカ開発会議で「国連安保理の改革を早急に実現することが必要だ」と表明した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は23日の日本の国会でのオンライン演説で「国連機関、国連安保理も機能しなかった。改革が必要だ」と訴えていた。

 これに橋下氏は「ゼレンスキー大統領からすれば、国連が機能しないというのは本当に腹立たしい気持ちがあると思う。我々も日常の報道を見ていて、ロシアが拒否権を発動してウクライナ・ロシア戦争に国連が何も行動を起こせないということに対して忸怩たる思いがあると思う」と見解を語った。

 そのうえで「戦後、国連を作った時の一番の大目標は、核兵器を持った5大国がこの間で戦争を起こさないようにするというものであって、これは戦後、この目的は達成している。5大国は戦争を起こしていないんですね。それは多数決にしてしまうと、国連が5大国相手に軍事的な措置を行うこともできてしまう。こうなると世界大戦になるので、5大国に対しては拒否権を与えている。だから、5大国でない僕らからすると、腹立ってしょうがないんですけど、5大国間の世界大戦を防ぐという意味では拒否権というのはしょうがないなというのが政治家の考え方なんだと思う。これは一般の国民の方とは考え方がずれるかもわかりません」と分析した。

 これにMCの俳優の谷原章介は「それが現実なのかもしれませんけど、本来でいうと世界を引っ張る立場である世界の5大国の中からこういう戦争のような行為に及んでしまう国が出てくると、誰もコントロールできないという現状があるんですね」と心境を語った。

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